国会の「閉会中審査」なるものを少しだけ見ていました。

 当の本人は知らん顔(内心ドキドキ)でヨーロッパにお出かけ中。

 ふと、昔の「ロッキード事件」の証人喚問を思い出しました。おんなじですね・・疑惑の人は、記憶にない・言った覚えはない・確認できない。

 「加計」問題の解決の方法は、何のことはない、「公文書」は誰のものか?公務員は公文書の適切な管理をする義務があるのではないかという事。特に“50年の長きにわたって認められなかった獣医学部新設という「岩盤規制」を打ち破る特区創出だ!快挙だ!”と胸を張るならなおさら、そんな歴史的出来事を決定する過程の文書は歴史的価値ある文書。その「決定過程がわかる文書」を公開すればすぐ解決するはず。まさかそんな大事な出来事を、文書を一切作らずにすませた?作ったけどもう廃棄した?持っているけど見せられない?その答えは・・・・

だから疑惑がなくならない。「森友」の国有地ダンピングの疑惑もしかりですね。

 

 これは、熊本県の行政文書等の管理に関する条例の第1条(目的)を引用してみました。

 

第1条       この条例は、県及び地方独立行政法人等の諸活動や歴史的事実の記録である行政文書等が、健全な民主主義の根幹を支える県民共有の知的資源として、県民が主体的に利用し得るものであることに鑑み、行政文書等の管理に関する基本的事項を定めること等により、行政文書等の適正な管理、歴史公文書の適切な保存及び利用等を図り、もって行政が適正かつ効率的に運営されるようにするとともに、県及び地方独立行政法人等の有するその諸活動を現在及び将来の県民に説明する責務が全うされるようにすることを目的とする。

 

これが民主主義の根幹のひとつだと思いますが・・・。オンブズマンの出番ですね!

 

               2017711日(共謀罪施行の日)

              柏市民オンブズマン連絡会議

                 通信担当 中山 でした